どーもー、natsukiです!
昨日はお盆について調べてみました!
昨日の記事はコチラ→初めて知った!お盆の日にちが東京と大阪では違ってたのよ!?
すると、「素麺(そうめん)」が江戸時代からお中元として贈られていたことがわかりました。
わたしはそうめんって、特別思い入れがあるわけでも、大好物ってこともなかったんで、あまり気にしたことがなかったんですね。
でも、調べてみると、歴史が古く、縁起がいい食べ物であることがわかりました。
今日はそんな侮れない存在のそうめんについて書いていきます。
そうめんの歴史
そうめんの原型は奈良時代に唐から伝わったとされています。
唐菓子の一つの索餅(さくべい)が形を変えて、
現在のような素麺になったのは室町時代のことなんだとか。
索餅の「索」は縄をなうという意味で、
縄状の小麦粉で作ったお菓子のようなものだったそうです。
また、索餅に関する古代中国伝説で7月7日に食べると熱病にかからないという言い伝えがありました。
それにならって、平安時代の宮廷では七夕行事に索餅を取り入れていたんだとか。
帝の子が7月7日に亡くなり、その子が霊鬼神となって熱病を流行らせました。
そこで、その子の好物だった索餅を供えて祀ると、熱病がおさまったことから、7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせるという伝説があります。
七夕といえば、織姫。
織姫といえば、はた織りが上手な女性ということで、
江戸時代には現在の形になったそうめんを糸に見立てて裁縫の上達を願い、
七夕にお供え物とする風習が広まったんです。
幻の南関そうめん
そういえば、先日、そうめんを取り上げていたテレビ番組を観ました。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」です。
ニッポンの文化をこよなく愛し、ニッポンに行きたくて、行きたくて、たまらない外国人を日本に招待するという企画の番組です。
番組では、熊本県南関町の「南関そうめん」が紹介されていました。
日本人でもなかなか知りえない「南関そうめん」のことを外国人が知っていたことにビックリ!
南関そうめんはメチャクチャ面が細いんです!
テレビで紹介されていたのは「白髪そうめん」
いや、もう、ほんとに、白髪のように細いんです!麺が!
普通のそうめんは細さ1.3mm。
それに比べて、白髪そうめんは約0.2mm!
実際、針に通してましたよ!
作るのはすべて手作業なんです。
手間がかかるから、量産できません。
細いのにしっかりコシがあり、抜群においしいのだそうです!
うーん、食べてみたい。
しかし、テレビが放送されてから、注文殺到で在庫がない状態のようです。
テレビの影響ってスゴイね。
もともと量産できないし、作っている製麺所も少ないからすぐに品切れになってしまったんでしょう。
さし水はする?しない?
そうめんやパスタを茹でていると、細かい泡がブクブク立って、
鍋から噴きこぼれてしまうことありますよね。
これは、サポニンという麺に含まれる成分が関係しています。
サポニンは天然の界面活性剤。
なので、洗剤のように泡だってしまうんです。
このお湯が吹きこぼれそうになった時に、さし水をする派としない派があります。
する派は、さし水をすることで、お湯の吹きこぼれが防げ、麺の外側が引き締まり、中は均一に火が通ると主張。
しない派は、さし水を加えることで、お湯の温度が下がり、結果ゆで時間が長くなり、コシがなくなると主張。
かといって、吹きこぼれるのを放っておくのではなくて、その前に火力を調節しましょうということなんです。
お互いの主張は真っ向から対立しています!
結局どっちが正しいんだ??
このまえ観たテレビ「世界!ニッポン行きたい人応援団」で紹介されていた、
おいしい素麺の茹で方では、さし水はNGって言ってました。
ま、吹きこぼれないように火力を調節すればいいけど、
吹きこぼれそうになったら、さし水するのもアリかなと、
日和見なnatsukuは思うわけです(^-^;
水につけっぱなしはダメ!
冷やしそうめんを水や氷水ににつけた盛り付けってあるじゃないですか?
あれって、一見、涼しげで食欲をそそるような盛り付けですよね。
でも、そうめんは水につけたままだと麺が伸びて食感が悪くなるんです。
水につけっぱなしはダメだけど、茹で上がったら、しっかり流水で洗ってくださいね。
そして、氷水でキュッと引き締め、サッと水切り。
これが、おいしさの秘訣のとなります!
まとめ
そうめんって何気なく食べていましたが、なんとも歴史がある食べ物だったんですね。
デパートのお中元コーナーでそうめんを見かけたら、江戸時代からお中元の贈り物だったんだなぁとか、そうめんの元祖は奈良時代から日本にあるんだぁとか、しみじみ思ってしまいそうです。
それにしても、一度は「南関そうめん」食べてみたいもんです。