中秋の名月はいつで何をするの?仲秋との違いやうさぎと月の関係は?


 秋になると空気が澄んで、夜空の月がきれいに見えます。
そんな秋は、お月見の季節。
中秋の名月という言葉もよく聞きます。
でも、中秋の名月のことがよくわかりません。

中秋の名月って、いつの日の月のことなの?
中秋の名月って、何をするの?
中秋の名月と仲秋の名月は違うの?
月にうさぎがいると言われるのはなぜ?

今日は中秋の名月についてお伝えします。

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中秋の名月とは

中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜の月ことです。15夜とも言います。

中秋の名月っていうくらいだから、「当然、満月だよねー。」って思いませんか?
ところが、中秋の名月は満月とは限らないのです。

月の満ち欠けの周期は29.4日です。
0.4日という半端な数字になるため、どうしてもズレが出てしまうんです。

なので、中秋の名月が満月の年もあれば、満月ではない年もあります。

でも、29.4日に1回は満月になるのに、どうして旧暦8月15日の満月だけが中秋の名月として有名なのでしょうか?

これには、諸説あります。

ひとつは、中国の風習が伝わったという説です。
古来中国では、月を眺めて楽しむ「望月」という行事がありました。
この風習を遣唐使が日本に広めました。
空気が澄み、気候も良い秋の月を鑑賞するという風流な宴を平安貴族は好んだようです。

また、月は農作物の守り神として信じられていたため、
秋に作物の実りを感謝するためという説もあります。

最初は、貴族たちの風習でしたが、江戸時代になると一般庶民にも広まりました。

中秋の名月2017年はいつ?

今年、平成29年の中秋の名月は10月4日です。
ちなみに、満月は10月5日の夜の月です。
もっと正確にいうと、10月6日3時40分の月が満月となります。

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中秋の名月はなにをするの?

中秋の名月の習慣は、現在では、お団子とすすきを供えてお月見をするのが一般的です。
地方では、豆や芋、栗などの農作物をお供えするところもあるようです。

中国では、月餅をお供えします。

中秋と仲秋はどう違う?

中秋と仲秋、どちらも読み方は「ちゅうしゅう」です。
これらの違いは何でしょうか?

仲秋とは秋の真ん中の時期のことです。
秋は旧暦では、7月、8月、9月です。
その真ん中の8月のことを仲秋と呼んでいました。

いっぽう、中秋とは、秋の真ん中の日のことを指します。
ですので、中秋は旧暦の8月15日こととなります。

中秋は仲秋の中の1日(8月15日)ということ。

なので、中秋の名月と書くのが正しいということになります。

月にうさぎがいるのはなぜ?

月にうさぎがいるという伝説の由来はいろいろありますが、インドの神話によるものが有名です。

昔、昔、あるところに、キツネとサルとウサギがいました。
ある日、3匹はお腹を空かせた老人に出会います。

キツネとサルとウサギは、老人を助けようと、食べ物を探しに行きました。

キツネは川で魚を獲りました。
サルは木に登って木の実や果物を採ってきました。
しかし、ウサギは何も取ることができません。

ウサギは、「もう一度、行ってくるから、火を焚いて待っていてほしい」と告げて再び出かけていきました。
ところが、ウサギは何も持って帰ってくることができませんでした。

そんなウサギをキツネとサルは嘘つきだと責めたてます。

すると、ウサギは「わたしを食べてください」と老人のために火に飛び込んだのです。

実は老人は、帝釈天(たいしゃくてん)という神さまでした。

自分のために火に飛び込んだウサギをかわいそうに思った帝釈天は、
月の中にウサギを永遠に残してあげることにしました。

なんだか、せつないお話です。

そして、ウサギが月でお餅をついているのは、「ウサギが老人のためにお餅をついている」という説や「ウサギが食べ物に困らないように」という説、そして、「中国の風習の‛望月(もちづき)’が‛餅つき’になった」という説などがあります。

さいごに

今年の中秋の名月はお団子とススキをお供えして、昔の貴族のように風流な気持ちで味わってみるのもいいですね。

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