葬式の焼香マナー 回数は?左利きは左手?数珠の持ち方は?


 
 冠婚葬祭マナーは、どうすればいいのか、何が正解なのか迷うことが多いです。
なかでも、最近、身近になったのがお葬式。
アラフィフになると、親戚や会社の同僚・上司のご家族などの告別式に出ることが多いです。
わたしがお葬式で悩むのがお焼香です。
告別式に出席すると、必ずお焼香の順番が回ってきます。
とりあえず、周りの人と同じように真似てはみるのですが、
正しいやり方ってどうするの?
というわけで、今回はお焼香の正しいやり方を調べてみました。

スポンサーリンク

通夜・告別式のお焼香のしかた

焼香には、お香を細かく砕いた抹香(まっこう)を使います。
お香には、その香りで邪気を祓い、霊前を浄め、冥福を祈る気持ちと意味がこめられています。
基本的なお焼香のしかたは、右手の親指、中指、人差し指の3本で抹香を少量つまみ、
手を返して額の高さまで上げます。これを、押しいただくと言います。
お焼香の回数は、宗派によって違いますが、一般的には3回行います。
会葬者がたくさんいるようなときは、「お焼香は1回でお願いします」など、
係の人からアナウンスがありますので、指示に従いましょう。

お焼香 左利きの人は左手でしてもいい?

答えから言うと、左手でお焼香をするのはNGです。
仏教では左手は、不浄なものとされています。
ですので、左利きの方もお焼香は右手で行うのがマナーとなっています。

通夜・告別式のお焼香の種類

お焼香には3種類あります。
立礼焼香:お焼香を立ったまま行います。
座礼焼香:お焼香を座って行います。
回し焼香:会葬者の間をお香と香炉を回して行います。

一般的なのは立礼焼香ですね。
わたしは、お葬式では立礼焼香しか経験したことがないです。
自宅で法事を行った時は、回し焼香をしたことがあります。

それでは、一つづつ見ていきましょう。

立礼焼香のしかた

①数珠を左手に持ちます。その時は、数珠のふさの部分が下になるように持ちます。
②後ろの人に会釈し、焼香台の前まで進みます。
③遺族と僧侶に会釈します。
④故人の遺影を見つめて一礼し合掌します。
⑤右手の親指と人差し指、中指の3本で抹香を一つまみ取って、
額の高さに上げてから、静かに香炉に落とします。これを通常は3回行います。
⑥最後にもう一度合掌してから、後ろに下がります。
⑦遺族、僧侶に一礼します。

合掌するときの数珠の持ち方

わたしが気になるのが、合掌するときの数珠の持ち方です。
左手だけに数珠をかけるのか?はたまた、両手を数珠に通すのか?
迷っていました。
調べてみると、お焼香の回数と同じく、
宗派によって数珠の持ち方が違っていたんです。

スポンサーリンク

宗派の違いによる数珠のかけ方とお焼香の回数

通夜・告別式のお焼香の数珠のかけ方

宗派の違いによる数珠のかけ方は、3パターンありました。

①数珠を左手にかけ、右手を添える

②数珠を左手にかけ、右手をその中に通す(両手を数珠に通す)

③数珠を両手の親指にかけ、人差し指とで挟む

お焼香の回数とやり方

宗派の違いによるお焼香の回数は1~3回でした。
そのほかにも、つまんだ抹香を額の高さまであげる押しいただくことをする、しないの違いもありました。

日蓮宗:数珠は左手にかけ、右手を添えます。押しいただいて、回数は1回または3回
浄土宗:数珠は両手の親指と人差し指で挟みます。押しいただいて、回数は特に定めなし(1~3回)
真言宗:数珠は左手にかけ、右手を添えます。押しいただいて、回数は3回
日蓮正宗:数珠は左手にかけ、右手を添えます。押しいただいて、3回
臨済宗:数珠は左手にかけ、右手を添えます。押しいただく、いただかないの定めはなく、回数は1回
曹洞宗:数珠は左手にかけ、右手を添えます。1回目は押しいただき、2回目はすぐに香炉にくべます。
天台宗:数珠は左手にかけ、右手を添えます。回数の定めはなし。
浄土真宗本願寺派:数珠は左手にかけ、右手を中に通します。押しいただかず、1回
真宗大谷派:数珠は左手にかけ、右手を中に通します。押しいただかず、2回
創価学会:数珠は左手にかけ、右手を添えます。押しいただいて、3回
黄檗宗 :数珠は左手にかけ、右手を添えます。押しいただいて、3回

これを見ると、ほとんどの宗派が数珠を左手にかけ、右手を添えるやり方です。
浄土宗は数珠を両手の親指にかけ、人差し指とで挟む
浄土真宗は数珠を左手にかけ、右手をその中に通す
でした。

額の高さまで、つまんだ指をあげる押しいただくのをするのも、ほとんどの宗派でしたが、
浄土真宗は押しいただかないということがわかりました。

各宗派によっての違いがありますが、故人に対してご冥福を祈ることが大切ですので、
形式にこだわるよりは、心を込めて手を合わせることが大事だなぁと思いました。

座例焼香

①腰を低くして祭壇前まで進みます
②祭壇前で正座して、遺族と僧侶に一礼
③遺影の方に向きなおり、座ったまま静かに焼香台までにじり寄る
④遺影に一礼し、合掌したあと焼香(焼香は立礼焼香と同じ)
⑤再び遺影に合掌し、一礼して後ろに下がる。このときは遺影におしりを向けないように、
座ったまま前を向いた状態で下がる。
⑥遺族と僧侶に一礼して、立ち上がり席にもどる

回し焼香

①席に座ったまま、香炉とお香が乗ったお盆が回ってくるのを待つ
②隣の人からお盆が回ってきたら、そちらに一礼して、受け取る
③お盆を自分の前、または膝の上に置く
④一礼、合掌したあと焼香する(焼香は立礼と同じ)
⑤焼香が終わったら、一礼して、両手でお盆を次の人に渡す

さいごに

なんとなく周りの人を見ながら行っていたお焼香。
宗派によっての違いがあったので、それぞれみんなやり方が違っていたんですね。
正しいお焼香の仕方はどうするんだろう?と今回調べてわかったことは、
やり方よりも故人のご冥福を祈る心が大切なんだぁということでした。


にほんブログ村

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする