冬になると流行するインフルエンザ。
日本では毎年、およそ1,000万人もの人が感染するとも言われています。
いつかかってもおかしくないインフルエンザ。
かかる前に対処法を知っておくといいかなぁて思います。
インフルエンザにかかると高熱がでて、体の節々が痛くなったり、
ひどい咳が止まらなくなったりと辛い症状がでます。
そして、インフルエンザは感染力が強く、他の人にうつしてしまうという心配もあります。
そんなインフルエンザに家族がかかってしまった時の対処法とうつらないための予防法をお伝えします。
目次
インフルエンザで病院へ行くときの注意
家族がインフルエンザかも?ってなったら、まずは病院へいきましょう。
病院へ行くときの注意は、感染の拡大を防ぐこと。
そのためには、
●事前に病院に連絡を入れてから行く
●バスや電車などの公共交通機関はできるだけ利用せず、自家用車などで行く
●マスクは必ずする
インフルエンザに家族がかかったときの看病のしかた
インフルエンザにかかったら、とにかく安静にして休養することが大事です。
●食事は、消化がよくて栄養のあるものを
缶詰のくだものやシロップ、おかゆによる栄養補給も有効
●水分を十分に
スポーツ飲料や経口補水液、緑茶、麦茶など。
感染者が自分でも飲めるようにストローを付けて、枕元に置いておく。
とくに、発熱や下痢などの症状がある場合は、
脱水状態になりやすいので、十分な水分補給が必要。
1日2リットルが目安。
●部屋の湿度は60%ほどに保つ
加湿器を使ったり、濡れたバスタオルを部屋に干すなど。
感染者のいる部屋のインフルエンザウィルス濃度を下げるため、
インフルエンザウィルスの好む乾燥した環境にしない。
●高熱があるときは、太い血管を冷やす
熱が高くて下がらない時は、首まわり、脇の下、太もものつけ根など、
太い血管の近くを冷やすと効果的です。
保冷剤や冷やしタオルをあてる。
また、氷枕で頭を冷やすのも効果があります。
●入浴は控える
お風呂に入ることは意外と体力を消耗します。
インフルエンザが治るまでは入浴は控えましょう。
インフルエンザ 家族からうつらないための予防対策
家族がインフルエンザにかかってもうつらないようにするためのに、
注意することを見ていきましょう。
●家族と生活空間をわける
感染者が寝る部屋は個室にして、
他の家族とはなるべく触れないようにする。
●手洗い・うがいをこまめにする
●マスク、ビニール手袋を着用して看病する
マスクとビニール手袋は使い捨てを利用
●ひんぱんに窓をあけて換気する
ただし、他の人が感染しないように窓の付近に人がいないことを確認する。
●ドアノブやトイレなど感染者が触れた部分は、
消毒用エタノールをタオルや脱脂綿に含ませふき取り消毒する。
●感染者が使った食器はすぐに洗う。
●タオルや食器を感染者と共用しない
インフルエンザにかかりやすい人、かかりにくい人
インフルエンザにはかかりやすい人とかかりにくい人がいます。
インフルエンザに家族が感染した場合は、かかりやすい人にうつらないように気をつけましょう。
いろんなインフルエンザの免疫を持っている人は、
インフルエンザにはかかりにくいです。
ですので、生まれてからまだ年月が経っていない、赤ちゃんや小学生以下の子どもはインフルエンザにかかりやすいと言えます。
また、お年寄りや病気にかかっている人は免疫力が低下しているためインフルエンザにかかりやすいです。
家族がインフルエンザになったときの予防でタミフル
同居の家族がインフルエンザになったときの予防として、
タミフルを処方してくれるそうです。
予防としてタミフルを服用する場合は、
1日1回、1カプセルを10日間飲むそうです。
対象となるのは、同居の家族がインフルエンザなった下記の人です。
・高齢者(65歳以上)
・慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者(糖尿病等)
・腎機能障害患者
ただし、インフルエンザに感染したわけではないので、
自由診療となるため、健康保険が適用されず、高額となります。
タミフル以外にも抗インフルエンザ薬が予防目的で処方されることもあるそうです。
家族がインフルエンザになった場合の予防策のひとつとして、
覚えておくのもいいなぁと思いました。
抗インフルエンザ薬を予防薬として利用したい場合は、医療機関に相談しましょう。
さいごに
毎年、冬になるとインフルエンザは流行してます。
自分がかからなくても、家族がインフルエンザに感染する場合があります。
家族がかかった場合に備えて、インフルエンザのことを知っておくのも大切だなぁって思いました。