わたしは冷え性です。
お風呂上りは、夏でも足がすぐに冷たくなるほどの冷え性です。
ここ数日、急に寒くなりました。
冷え性にはつらい季節になってきたなぁ、と思っていたときに、
「きょうからはじめる冷えとりレッスン 入門ノ書」進藤幸恵氏著の本を見つけました。
そして、冷えとり健康法というのがあるのを知りました。
目次
冷えとり健康法とは?
冷え取り健康法は、進藤幸恵さんのお父さんの進藤義晴さんが開発した健康法です。
あらゆる体の不調は冷えからきている。
万病のもとの冷えを取り除いて健康になろうという考えから作られました。
冷えとり健康法でやることは3つです。
・頭寒足熱をこころがける
・腹八分目の食事
・心をおだやかに心配しすぎない
頭寒足熱のためにすることは、半身浴や靴下の重ね履きです。
下半身を冷やさず、温めるということをします。
この靴下の重ね履きは、なんとなくわたしもどっかで聞いたことがありました。
靴下を何枚も重ねて履くんです。
多い人は10枚とか重ねるんです!ビックリです。
靴下って、そんなに重ねて履けるもんなんだ。
冷えとり健康法 半身浴
人間の下半身は、上半身よりも5~6度も体温が低いそうです。
この下半身の冷えが体の血と気の巡りを悪くさせます。
逆に、全身の血のめぐりがよくなると内臓の働きが活発になり、
身体の中から元気になってきます。
そこで、冷え取り健康法では、冷えをとるために、
半身浴を毎日の習慣にすることを進めています。
冷えとり健康法 半身浴の手順
①37~38度くらいのぬるめのお湯につかる
②みぞおちから下までつかる。ただし腕は出す。
③最低20分以上お湯につかる
④浴槽から出たら、すぐに体をふき、まず靴下を履く
靴下→下着→ズボンの順番に着る。下から上にが基本。
上半身は薄着。
冷えとり健康法 足湯の手順
半身浴ができないときは足湯でも効果があります。
①バケツに気持ちいと感じる温度のお湯をいれる
お湯をポットに入れて近くに置いて、冷めたらバケツに入れて調節する。
②30分以上、お湯につけて温める。足首まではしっかりつかる。
上半身は薄着で。
③体の芯まで温まり、ポカポカしてきたらOK
最後に足し湯で温度を上げると、湯冷めしにくい。
④お湯から足を出したら、しっかり拭いて、すぐに靴下を履く
冷えとり健康法 湯たんぽ
寝るときやデスクワーク時に湯たんぽを活用するのも、
冷え対策には効果的です。
●湯たんぽの使い方
①湯たんぽに熱湯を入れる(湯たんぽは陶器製がおすすめ)
②湯たんぽに天然繊維製のカバー(バスタオルでもOK)をかける
③寝るときにも、湯たんぽを布団の中に入れて足元をあたためる
一年中(夏も)使用することが望ましい。上半身は薄着で。
④デスクワークのときも足元に湯たんぽを置く
夏でも湯たんぽって、できるかな?
夏場はひざ下くらいの足元だけに布団をかけて、
上半身はタンクトップなど、できるだけ薄着。
エアコンや扇風機を弱めにかけてもいいそうです。
冷え取り健康法 靴下の重ね履き
靴下の重ね履きをする理由は、半身浴状態をずっと続けるためだそうです。
できるなら、24時間半身浴をして、頭寒足熱の状態を保ちたいけど、
それが無理なので、靴下を重ね履きするんです。
冷えとり健康法では、基本、お風呂の時間以外は寝ている間も靴下は履き続けます。
冷え取り健康法 靴下の重ね履きポイント
①基本は4枚重ね
1枚目は絹(5本指靴下)
↓
2枚目は綿またはウール(5本指靴下)
↓
3枚目は絹(先丸の靴下)
↓
4枚目は綿またはウール(先丸の靴下)
②天然繊維の靴下を履く
肌に触れる1枚目は、保温性と排毒力のある絹の靴下がおススメ
③靴下の重ね履きは24時間続ける
基本はお風呂以外、寝るときも
④まだ冷えるな、と感じたら、靴下の枚数を増やす
温かいと感じるまで、靴下を重ねる
何枚でも、納得のいくまで
5枚以上の重ね履きをする場合、一番外側の靴下は化繊でもOK
⑤履き替えるタイミングは、「気持ち悪い」と思ったら
べたつくと感じたら履き替える。自分自身の感じ方で判断する。
女優の吉田羊さんもブログで、靴下の重ね履きをしていると書かれてました
↓
吉田羊オフィシャルブログ
なぜ靴下の重ね履きは絹、綿、絹、綿の順番なのか?
足の裏は毒が多く出る場所だと、冷え取り健康法では考えられてます。
靴下の重ね履きは、足を温めるとともに足から出る毒を吸収し、排毒する目的もあります。
特に、絹は吸毒力、排毒力が高く保温性に富み、外から毒も受け付けない優れた繊維です。
ですので、肌に触れる1枚目は絹。
ただ、絹だけでは毒があふれてしまうので、その上に綿を履きます。
綿は、吸毒力はあるが、排毒力はないので、さらに、その上に絹を履いて、その毒を吸って、排出。そして、綿が吸毒して、と、リレーのように毒を受け渡しては排出していくのです。
重ねる枚数が多いほど、空気の層も多くなり暖かくなります。
また、排毒力も増すと考えられます。
冷えとり健康法 めんげんとは?
めんげんとは、好転反応のことです。
冷え取りによって、自然治癒力が増し、体内の排毒が行われると、
現在の症状一時的にひどくなったり、昔の症状が再現されたりすることもあるそうです。
さいごに
冷えとり健康法は、頭寒足熱が基本。
下半身を温めて冷やさないようにすることが大切となります。
でも、あまり神経質にならずに、やれることからやれば良いとも本には書かれていました。
夏に湯たんぽと靴下の重ね履きは、わたしはやれる自信はないです。
お風呂以外の時間全てに靴下4枚履くのも、無理なので、とりあえず寝る時に靴下2枚履きから始めてみようと思います。
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