冷え性は成人女性の2人に1人が悩んでいると言われます。
わたしも、かなり年季の入った冷え性です。
最近では、冷え性を改善するために、冷えとり健康法の冷え取り靴下重ね履きをゆるーく実践。
冷えとり健康法の記事はコチラ→靴下を重ね履きする冷えとり健康法で冷え性は改善するの?
そして、冷え性体質を改善するには、食事も大切です。
体を温める食べ物を食べ、体を冷やす食べ物は控えることも冷え性対策には有効。
ということで、冷え性を改善するための食事について調べてみました。
目次
体を温める食べ物と冷やす食べ物
東洋医学で食べ物は陰性のもっと陽性のものがあると考えられています。
陰性の食べ物は体を冷やし、陽性の食べ物は体を温めます。
体を温める食べ物と冷やす食べ物の見分け方
東洋医学の陰陽は、陰は拡散していくもので、陽は収縮していくものとなっています。
具体的には、陰性のものは、地球の中心から宇宙へ向かい、
陽性のものは地球に向かっていきます。
野菜で例えると、陰は空に向かって伸びる葉になります。
陽は地に向かって伸びる根になります。
栄養素で見る、体を温める食べ物と冷やす食べ物
もっとも陰性の栄養素は、脂肪です。
やや陰性は、たんぱく質。
その次に陰性なのは、炭水化物になります。
陰性の栄養素
脂肪>タンパク質>炭水化物
陽極は、ミネラルです。
ただし、ミネラルでもカリウムが多いものは陰性で、
ナトリウムが多いものは陽性です。
味で見る、体を温める食べ物と冷やす食べ物
陽性の食べ物は体を温めます。
最も陽性なのは苦味。
次に陽性なのが、塩辛さ。
噛んだ後で甘さを感じるでんぷんは、陽性。
陰性の食べ物は体を冷やします。
最も陰性なのは、香辛料。
次は酸味。
それから、白砂糖や果物の甘さも陰性。
ざっくりと分けると、
体を温めるのは、
肉類(極陽)、魚介類(極陽から陽)
体を冷やすのは、
くだもの、香辛料(陰)、水分、砂糖(極陰)
どちらでもないもの、
穀類、種子、海藻(中庸)
となります。
野菜・くだもの
野菜とくだものは全体的にはやや陰性ですが、
陽から陰まで幅広くあります。
根菜類は陽性で、夏に収穫される水分が多く成長が早いサラダ野菜は陰性です。
熱帯産のバナナ、マンゴー、パイナップルやスイカは陰性。
ミカンやリンゴなどは陽性。
魚
寒流にのって回遊している魚は陽性。
暖流になると陰性よりになります。
冷え性体質改善に玄米
冷え性体質改善に有効な食品は玄米です。
玄米は陽性なので、体を温める作用があります。
また、玄米は白米の3倍の食物繊維があり、腸の働きを良くします。
冷え性の人は便秘の悩みを抱えている人も多く、
腸の働きが良くなると便秘の解消にもなります。
ビタミンB1も豊富で元気な体作りには欠かせません。
そういえば、わたしも、玄米を食べていました。
そのときは、ほとんど便秘もしませんでした。
冷え性改善と健康のために、また、玄米を食べてみようと思います。