ぞうきん1枚でそうじして人生が輝くならやってみたいなぁ、なんてね


船越耕太さんの「ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力
という本を読みました。

ここ数年、こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』、
やましたひでこさんの『断捨離』など
片づけやそうじで人生が変わるという本が流行っています。

単に、自分の家や部屋をきれいにするというだけではなく、
もっと大きな人生の流れが整理整頓すると変わるらしいのです。

周りがきれいになれば、気分も爽快になるというのは、
経験からわかるのですが、おそうじするだけで、
本当に人生までもが大きく動き出すのでしょうか?

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船越耕太さんという人

まずは、著者の船越耕太さんについて

船越耕太さんは、船越康弘さんの次男として生まれます。

お父さんの船越康弘さんは岡山のとてつもない山奥の場所で
「百姓屋敷わら」という民宿を経営されています。

わたしも一度泊りではないのですが、行ったことがあります。
それはそれは、いい場所なんですが、ほんとに山奥にありましたよ。

この「百姓屋敷わら」で出される天然素材の自然食が
「食べたら身体がラクになる」と、
辺鄙な場所にもかかわらず各地からお客さんが来ていました。
その評判が広がり、今では講演家としても有名です。

そんなお父さんのもと、耕太さんは育てられました。

生後8か月で化膿性髄膜炎と水頭症にかかり、
医師から死を宣告されますが、
両親の必死の看病で奇跡的に回復します。

幼いころから、学校以外の時間は「百姓屋敷わら」の
お手伝を朝早くから夜遅くからしていました。

自然食派の父親の教育方針から、
添加物を使用している学校での給食は食べられず、
自宅から発酵食品や無農薬素材を使ったお弁当を持って行ってました。

それらのことからイジメられて、学校や友達になじめなくなっていきました。

そのうえ、お兄さんやお姉さんに比べて、成績も悪く運動も得意でない自分は
誇れることが何一つないと鬱々としていました。

孤独感と劣等感で苦しんでいた時に、
お父さんから
誰にでもできることを一つ続けてごらん
苦手なことや嫌いなことをするとさらに人生が変わるよ
と言われました。

そこで、当時、嫌いだったトイレ掃除をすることに決めます。

最初は嫌々やっていた、トイレ掃除ですが続けるうちに、
トイレが愛おしくなっていったそうです。

そして、そうじが大好きになっていき。

そうじする場所・空間の気持ちがわかるようになっていきました。
耕太さんがそうじをすると明らかにいろんなものが良い方向へ流れるように。

そのことが評判になり、企業の社長から
「うちの会社のそうじ顧問になってほしい。」
「うちの会社に就職しないか」と声がかかるようになりました。

耕太さんが行った会社は、ことごとく業績が上がり、
社員同士はやる気になり、職場の雰囲気も良くなりました。

いまでは、「空間診断士」として、
コンサルタントや講演家として活躍しています。

便器を素手でそうじできますか?

この本の最初のページには、

あなたは、この便器を 素手で 磨けますか?
と書かれています。

便器がアップの写真と共に。

次のページをめくると、

素手で便器に手を突っ込んでいる写真が・・・

さらにページをめくると、

便器の穴の奥に素手を入れている写真が・・・

インパクトありすぎな導入部分です。
でも、耕太さんは本当に素手で便器をそうじしているんですよね。

最近では、トイレ掃除1000日projectという、
幼稚園や保育園に行って園児たちと一緒に
素手トイレ掃除を行うということをされています。

トイレを素手で磨けるようになると、
心のブロックが外れて、
ありのままの自分で生きられるようになるんだって!?

トイレの奥の奥の見えない部分は、
自分の見たくない負の部分、
コントロールできなかった根っこの部分を表していて、
そこを磨いてきれいにできると、一気に自分が変わり始める。

見えないところを輝かせるそうじは、潜在意識を変える唯一の方法だと。

うーん、なんだか、深いです。

わたしも以前の耕太さんと同じで、自分は何一つ取り柄がないと思っています。
自分のことが嫌いです。
どうしても自分を認められません。

素手でトイレが磨けたら、耕太さんのように人生が輝きだすのなら、
やってみようかな?とも思う。

しかし、すぐには挑戦する気にはなれないな。

もう少し読み進めてみよう。

空間や物に残る感情が幸不幸を生み出す

空間や物には感情が残るのだそうです。

そういえば、初めて訪れる場所なのに、
なんとなく空気悪いなとか、居心地いいなって思うことがありますよね。

わたしたちには、その場の空気を読む能力がもともとあるのです。

その場の空気は、そこにいる人たちの感情で作られます。

ものすごく怒っている人がいれば、その人が何も話さなくても、
その場の空気は凍り付くような緊張感が残ります。

空間や物にはその感情が残ってしまうのです。

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ニューヨークの犯罪件数が減ったわけ

1990年代にニューヨークの犯罪件数が激減したことがありました。

いったい何をしたのでしょうか?

それは、ニューヨークの地下鉄の落書きを徹底的にそうじしたのです。

落書きを消すことで、乱れたその場の空気を清めることができ、
その都市に住む人々の気持ちを変えてしまったのです。

大行列のできるお寿司屋さん

大行列のできるお寿司屋さんがあります。

きっとすごくおいしいんだろうなぁと思って、
店に入って食べていると、
おいしいだけじゃなくて、とても居心地のいい店だとわかった。

このお寿司屋さんは、お客さんを大切にするだけじゃなく、
取引先も大事にすることで有名でした。

お店にかかわる、全ての人を徹底的に大切にするというポリシーが
お店の空気を居心地のいいものにしてくれたのです。

目に見えない心地よい空気をお客さんは感じ取って、
大行列ができる繁盛店になるのですね。

ヒットを打つプロ野球選手

プロ野球選手が常駐している、とあるホテルの支配人の話によると、
選手が泊まった翌日にベッドメイキングのため部屋に入ると、
ヒットを打つ選手の部屋は毎回きれいに整理整頓されていて、
ヒットを打たない選手の部屋は、シーツやふとん、
タオルがぐちゃぐちゃなんだそうです。

心の余裕や、自分が過ごした空間への愛情がその人の
幸不幸を決めるということなんです。

空間や物は自分そのもの

空間や物を大切にする選手は、なぜヒットを打つ確率が高まるかというと、
空間や物がその選手の味方になってくれるから。

空間や物には感情が残り、生き物のように意識があるというふうに接しています。

物・空間=自分自身と考え、物や空間を大切に扱うことで、
自分にやさしくしたことになり、自然といい結果になるんです。

耕太さんは、空間と物を自分のように扱うことで、
自分を大切にして、認められるようになったんですね。

空気や物たちと対話をしながらそうじをすることで、
まわりの空気や物たちの応援も受けて、
仕事の幅や活躍の場も広がって行ったんだ。

そうじ法のステップ

初めは「自分自信をを満たすそうじ」を行う、
それができて初めて、「自分以外の人を思いやるそうじ」を行う。

この順番が重要。

自分を満たすそうじ

「好きな場所だけ」そうじする

  まずは、自分にとって、思い入れのある場所1か所から始める。
  そのほうが、キレイにしたいという思いも強く、
  空間に正の感情が乗ってモチベーションが高くなるからです。

自分が満たされるまでは、全てをキレイにする必要はない

最初から完璧を目指すと、息苦しくなって、
逆に居心地が悪くなってしまうから。

視点を変えて、いろんな角度からそうじをする

寝ころんだり、しゃがんだりして、普段は見えないところも見る。
見えないところに感情のわだかまりとなって汚れがたまっているので、
自分の感情のわだかまりがどこにあるのか探しながらそうじをする。

さらに、視点を変えたそうじはいろいろな角度から物事を見る力を育みます。

完璧よりもすこしズレた掃除をする

完璧な空間は「それ以外は許さない」という空気を漂わせ、
他の人を寄せ付けない雰囲気をだすので。
10足靴があれば3足はズラしてみる。

入口よりも出口に気を付ける

出口とは、台所やトイレの換気扇、便器の中の水がたまる穴の部分、
お風呂や洗面所、台所などの排水溝など、家の中の物が外に出ていく部分。
家族関係や仕事、対人関係の問題がある場合は、たいてい家の出口部分に
汚れが詰まっていることが多い。

手を動かして、物や空間に温かい感情を飛ばす

手で触れることで、汚れたものにも温かい感情が生まれてくる。

トイレそうじを素手でする理由は、手と物の距離が近ければ近いほど
温かい感情が伝わるので、空気が何倍もの速さで変わっていくからです。

ゆっくりを意識する

急がずに、ゆっくり心を込めて手を動かす。

自分以外の人を思いやるそうじ

自分が満たされてくると、
「家族にやさしくしなければならない」
「他人を思いやらなければならない」ではなく、
「家族にやさいしくしたい」
「他人を思いやりたい」という自発的な感情が湧いてくるのです。

わたしは、「~しなければならない」的な感情の方がよく湧いてくるなぁ。
ってことは、自分がまだ満たされていないってことですね。
ま、自覚はしてましたが(^^;

祈りながらそうじをする

そうじをするとき、自分へ、物へ、空間へ、人へ、
感謝と喜びの念を飛ばす。

汚されたら、自分を輝かせるリセット時間ととらえる

自分が満たされていたら、そうじした場所をどれだけ汚されても
腹立たしいと思わなくなります。

そうじした後からすぐに汚れる、汚されるという場合は、
「拭き清めてリセットするために行う」と考える。

まとめ

船越耕太さん、まだ30代前半なのになんて人間ができているんだろう!

最後まで読んだら、とりあえず一か所だけでも気になる場所をそうじしようと思いました。

トイレも素手でいずれはできるんじゃないか?とも。

実は、知り合いでした人がいます。
その人は、すでに成功している人なので人生が変わったかどうかは、
はたから見てるとよくわかりません。
そんなに近しい人でもないので、感想を聞けないのが残念です。

わたしが実践できたあかつきには、人生が輝いたかどうかお知らせします。

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